いつもウェルネスをご利用いただき、ありがとうございます🍀
12月に入り、急に寒くなりましたね❗️
皆さまいかがお過ごしでしょうか。
【ウェルネス健康だより】
今回は、
冬に多い、『かくれ脱水』
についてご紹介します!
年末に向けて何かと慌ただしいこの時期。
日頃のお疲れに加えて、
・なんとなく食欲がない
・集中力が落ちる
・足がつる
などの症状はありませんか?
このような不調は、水分不足(→身体を巡る体液が減っている)の時にも起こります。
特に冬は脱水症の一歩手前、
『かくれ脱水』
と呼ばれる状態になりやすい季節と言われています。
《かくれ脱水に多い症状》
✔︎疲れやすい
✔︎眠い
✔︎喉が渇きやすい
✔︎頭痛
✔︎胃もたれ
✔︎頭がぼーっとする
✔︎食欲不振
✔︎足がつる
脱水といえば暑い夏のイメージですが、
なぜ寒い冬にも脱水が起こりやすいのでしょうか?
それには3つの理由があります。
↓ ↓ ↓
①暑さを感じにくく、水分を摂る機会が減る
②感染症が流行り、発熱や下痢嘔吐から体液が奪われる
③空気の乾燥による皮膚からの水分蒸発や、エアコン・こたつなどで気づかないうちに汗をかいている
気をつけて欲しいのは、
⚠️脱水症は、単なる身体の水不足ではない
ということです❗️
人間の身体の60%は水分→『体液』が占めていて、入ってくる水分量と出ていく水分量が一定に保たれることで体液のバランスが維持されています。
この体液に含まれる
「電解質(イオン)」
は、筋肉や神経の細胞の働きに関係し、細胞の浸透圧を調整する大切な役割があります。
多すぎても少なすぎても細胞や臓器の機能が低下し、命に関わることも!
つまり脱水症は
「体から水分と電解質が同時に失われた」状態
なのです!
特に、ウイルス性の下痢や嘔吐は塩分欠乏性の脱水を引き起こすため、塩分を補わずに水だけを摂ってしまうとかえって脱水が進行するので注意が必要です。
【主な電解質(イオン)の種類とはたらき】
■ナトリウムイオン(Na+)
→身体の水分量および浸透圧の調節、神経の伝達、筋肉の収縮など
■カリウムイオン(K+)
→神経の伝達、筋肉の収縮、心臓の収縮など
■マグネシウムイオン(Mg2+)
→筋肉の収縮、骨や歯をつくる、酵素の活性化など
■カルシウムイオン(Ca2+)
→神経の伝達、筋肉の収縮、骨や歯をつくる、血液を固めるなど
■クロールイオン(Cl-)
→身体の水分量および浸透圧の調節、胃酸の分泌など
身体から水分や電解質が不足すると・・・
↓ ↓ ↓
✅血圧が下がり、各臓器への血液量が減る
⇒ 集中力の低下や食欲不振、頭痛・だるさ
✅カリウムイオンやカルシウムイオンの不足
⇒ 足がつる・身体のしびれ
など、
体液の不足が身体の不調にも関わってきます💦
脱水というと暑い夏のイメージですが、冬でも油断せず脱水を起こさないように気をつけることが大切です‼️
\冬の脱水症対策!/
✅水分摂取を気にかける
気温が低いと喉の渇きを感じにくくなり口にする水分が減ります。また、冬は湿度が低く皮膚から蒸発していく水分も多いので注意が必要です。
暖房での乾燥やこたつで温まることでも意外と水分不足になりがち。。。
喉が渇いたと思う前に、こまめな水分摂取が◎
✅筋肉量を増やす
人間の身体の組織の中で最も大量の水分を蓄えているのは筋肉です。
加齢や運動不足などで筋肉量が減ると身体に蓄えれる水分量も低下します💦
適度な運動を日頃から生活に取り入れましょう❗️
✅食事をしっかり摂る
体重50kgの人なら1日に必要な水分は約1500ml~2000ml。
しっかり3食食べていると食事から約1000ml摂取でき、電解質も取り入れる事ができます。
食事を抜かずにバランス良く食べることが大切です❗️
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体液の循環を良くし、内臓の機能を高めることも脱水症の予防に役立ちます❗️
身体の機能を高めるアロマや鍼灸治療も取り入れて、日々のメンテナンス・感染症予防をこころがけてくださいね!