【ウェルネス健康だより】“汗と体の巡り“
6月に入り、蒸し暑い日も増えてきましたね。
皆様いかがお過ごしでしょうか🌿
さて、暑くなると自然と汗をかくものですが、
「昔より汗が出にくくなった気がする」
「汗をかくまで時間がかかる」
「顔ばかり汗をかいて、体はあまり汗をかかない」
そんなことはありませんか?
現代人は冷房の普及や運動不足、デスクワークの増加などにより、汗をかく機会そのものが減っていると言われています。
汗は、ただ暑いから出るものではありません。
体温を調節したり、体にこもった熱を逃がしたりと、体が快適な状態を保つための大切な働きをしています。
そのため、汗をかく力が落ちると、
・熱がこもる
・だるい
・頭がぼーっとする
・疲れが抜けにくい
といった不調につながることもあります💦
今回の健康だよりは、夏を元気に過ごすために知っておきたい
「汗をかく力」
についてご紹介します❗️
汗は天然のエアコン
暑い時に汗が皮膚から蒸発するとき、体の熱も一緒に外へ逃がしてくれます。
つまり汗は、体が暑さから身を守るための「天然のエアコン」のようなものです。
ところが汗をかく機会そのものが減るとエアコン機能が十分に働かず、不調が起こりやすくなります。
また、寝不足や疲労、ストレスなどによって体力を消耗すると、汗の出方にも影響が出るとされています。
身体にとって過酷な暑い季節は特に、
・寝つきが悪い
・眠りが浅い
・汗が出にくい
・逆に汗が止まらない
といった症状が多く現れやすくなります💦
汗をかけないと熱はどうなる?
汗をかく力が落ちると、体の熱をうまく外へ逃がせなくなるため、
・頭が熱っぽい
・顔がほてる
・ぼーっとする
などの感覚が起こりやすくなります。
また、「頭や上半身は熱いのに足は冷たい」という方も少なくありません。
これは体の中の熱バランスが崩れ、上半身に熱が集まりやすくなっている状態と考えられます。
水分は足りているのに汗が出ない?
汗が出にくいというと、「水分不足かな?」と思いますよね。
もちろん脱水は汗が出にくくなる原因の一つです。
しかし実際には、
水分は十分摂っているのに汗が出にくい
場合も多いのです。
大切なのは「量」だけではなく「巡り」
体の中の水分は、血液やリンパ液、細胞の中の水分など様々な形で存在しています。
水を飲んだからといってすぐに汗として出るわけではありません。
水は、
体の中で必要な場所へ運ばれ、不要なものは排出される
という流れがあって初めてうまく機能します。
そのため水を巡らせる力が弱ると
どれだけ水分があっても汗が出にくく、
また、水分を控えたとしてもむくんで重だるい状態になると考えます。
水は適度に飲んでいるのにむくみやすかったり汗が出にくい方は、
水分自体の不足や過剰というよりも、水分をうまく巡らせたり排出したりする力が疲れている場合があります。
今からできる『巡り』対策
① 冷たいものを摂りすぎない
夏は氷入り飲料やアイス、冷たい麺類が美味しく感じます。
もちろん暑い日は必要ですが、摂りすぎると胃腸に負担がかかり疲れやすくなります。
東洋医学では、
胃腸は水分を全身へ運ぶポンプのような役割を担うと考えます。
そのため、
胃腸が疲れるとむくみや重だるさ、汗が出にくいなどにつながりやすいのです。
② 朝の一杯を常温にする
朝起きてすぐは喉が渇いているので冷たい水分をゴクゴク飲みたくなりますが、常温やぬるめの白湯にするのがおすすめです。
胃腸を急に冷やすことなく、夜の間に滞った巡りを動かすきっかけ作りをしましょう。
③ ふくらはぎを動かす
ふくらはぎは「第二の心臓」と呼ばれます。
歩いたり、ストレッチで筋肉を伸び縮みさせることで下半身の巡りが良くなり、結果として水分代謝も助けられます。
立ってその場で背伸びを何回も繰り返すだけでもOK!

④ 睡眠
忙しい現代人にとって、一番大事なポイントかもしれません。
私たちは寝ている間に体が回復していき、自律神経やホルモンバランス、水分のバランスが整います。
睡眠不足だと様々な疲れが積み重なり、汗の調節機能も乱れやすくなります。
暑さの厳しい時期は、いつもより少し早めに布団に入るのがおすすめです。
さいごに
夏になると、「しっかり水分を摂りましょう」と言われます。
もちろん水分補給は大切ですが、それと同じくらい
“巡らせること”
“必要なものを出せること”
も大切です。
汗をかく力とは、
たくさん汗をかけることだけではありません。
必要な時に汗をかき、
必要なくなったらきちんと止まる。
そんな
【体の調整力】
のことです。
今年の夏は、
汗は体がバランスを保とうとする働きの一つと考えて、
「ちゃんと巡っているかな?」
にも目を向けてみてくださいね🌿
疲れや凝りが溜まっていたり、自律神経のバランスが崩れている時は
鍼灸治療やアロマトリートメントもおすすめです。
お一人お一人の状態に合わせ、水分や体温の調節をしやすい体作りをしていきましょう‼️
















