肘が痛い理由
こんにちは。鍼灸師の翁です。
テニスやゴルフなどスポーツをしている人に多い肘の痛みですが、最近は日常生活で痛めるケースも増えています。
なぜ痛む?
実は、パソコン作業などで肘が浮いているとき、腕を支える筋肉には‘’キャベツ1個分‘’(約1kg)の重さが負荷としてかかっています。
痛む場所によって原因は異なりますが、スポーツをしない人でも、日常生活の積み重ねで気づかないうちに痛めているケースは多いです。いわゆる使い過ぎ(オーバーユース)です。
2つのタイプ
肘の外側の痛み『上腕骨外側上顆炎』
テニス肘とも呼ばれています。
【原因】
パソコンのキーボードを打つ、スマホを片手で触る、重いフライパンを持つetc。
【チェックポイント】
手首を上に反らす、指を伸ばしたりする誘発されます。
肘の内側の痛み『上腕骨内側上顆炎』
野球肘・ゴルフ肘とも呼ばれています。
【原因】
ぞうきんを絞る、物を手前に引き寄せる、文字をたくさん書く、重い買い物袋を持つetc
【チェックポイント】
手首を内側に捻る、ギュッと強く握ったりすると誘発されます。
スポーツでの痛み
体の回転を使わず、手首の力だけで振ったり、グリップを力いっぱい握る。打つときの衝撃やフォームの乱れetc
野球の場合は投球動作によって過度な負担が肘にかかるため痛めやすいです。
【対策】
テーピングやサポーターでカバーする。スマホを両手で持ったり、バッグの持ち方を変えるなど、肘への負担を減らし痛む動作を控えましょう。スポーツ後は氷水などで局所を冷やし(アイシング)やストレッチがとても大切です。
ある一定のズキズキする痛みが落ち着いたら筋肉のバランスをとるためゴムチューブなどでの筋力強化や下肢・体幹の筋力づくり、姿勢改善などにも目を向け、ケガしない体づくりを目指しましょう。
ストレッチ
手首をのばす腕をまっすぐ前に伸ばします。反対の手を使って、手首を「上」や「下」にじわーっと20秒程伸ばす
肩回し
手を肩に置いて肘を円を描くように左右10回程度回し、肩甲骨を動かしましょう。
東洋医学
「なかなか痛みが引かない」「根本から治したい」という方には、鍼灸治療がおすすめです。当院では、局所治療で負担となる筋肉緊張を和らげるのは勿論ですが、全身を調整する事で、背景にある内臓の疲れ、冷え性、ストレスなど、体全体のバランスを整えて健康な状態へと導きます。
長引かせないためには、早めのケアーがとても大切です。
睡眠、寝る前のストレッチなど、日々の生活を少し工夫して、体の疲れも取りましょう。





