こんにちは。アロマセラピストの吉川です。

いつもウェルネスをご利用いただきありがとうございます。

 

ウェルネスが現在の場所に移転して、早いものでもうすぐ1年になります。

以前の店舗は長く皆さんに愛されたお店でした。

バリ風の落ち着いた店内は、御堂筋を路地に入った地下鉄本町駅からすぐの場所にあるにもかかわらず、静かでまるで隠れ家みたいな店内でした。

受付が2階にあり、施術部屋は3階に。

階段で上がったり、下りたりしていただいていました。

時々、お客様がふうふう言いながらお越しになり、施術部屋へのご案内の時には「また上がるんやったわ。」「ほんま、ここは階段がかなわんわ。」とおっしゃっていました。

長年親しんだ店舗から新しいお店に移転し、お店の雰囲気はそのままのイメージですが、現在はビルの4階のワンフロアー。

エレベーターでお越しになれば、もう階段を上り下りすることはありません。

新店がオープンし、昔からのお客様をお迎えする時、以前と同じように寛いで頂けるか少し心配でしたが、「ここに来るだけでほっとするわぁ。」「雰囲気あまり変わっていなくて、癒される。」と、お話しくださる方が多くて嬉しく思いました。

また、移転を機に新たなお客様もお越しくださっています。

 

アロマトリートメントを始め、指圧、鍼灸、リラクゼーションの施術は辛い症状を緩和したり、治療をしますが、施術者とお客様、患者様の目に見えない信頼関係で成り立っています。

ご自分の大切な体を施術者にゆだねてくださる。

技術が良く、設備の整ったサロンや治療院は他にもたくさんあります。

その中から、ウェルネスを選んで通ってくださるお客様は、きっとウェルネスのお店の環境やスタッフを気に入ってくださっているのだとあらためて感じ、感謝の気持ちでいっぱいになります。

 

お客様の「ほっとする。」「楽になった。」というお言葉は、

辛かった症状が緩和された、硬い部分が『ゆるんで』楽になったということ。

施術者が一番嬉しい言葉です。

 

この『ゆるむ』ということは、実はとても大事なことです。

『ゆるんだ状態』は『リラックス』している状態です。

 

私たちはよく『リラックス』という言葉を使っています。

リラックスには、『ゆるむ』『解放する』『自由になる』などの意味があります。

そう、辛い症状や状態から、心身が『楽になった状態』を指しています。

 

そして、もうひとつ大事なことは、この『楽な状態』は特別な状態ではなく『本来の状態』である、ということです。

よくお客様が「いつも凝ってるから」「凝りすぎてて辛さがわからない」などと言われます。

不調が日常化してしまっていて、本来の自分自身の体の状態がわからなくなっておられます。

 

本来の人の体は、しなやかで柔らかく、スムーズに手足を伸ばして動かすことができます。

そんな状態の体は自律神経のバランスが整い、臓器の機能も円滑で、血の流れもよく、免疫機能が発揮されて心身ともに健康な状態を維持できます。

 

『リラックスしたいなぁ』

『ゆるみたいなぁ』

そう感じた時は、身体からの『本来の状態』に戻りたいサインかも知れません。

辛い状態を当たり前にせず、硬くなった体をゆるめて、リラックスした状態に戻してあげてください。

ウェルネスでは、そのお手伝いをさせていただきます。

 

ウェルネスでは施術後にティーラウンジでお茶をお出ししています。

お越しになった時の状態から、ゆっくり体が戻っていく感じをお茶と一緒に味わっていただけたらと思います。

皆様のお越しをお待ちしております。