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12月に入り、本格的に寒くなってきました🌿
\ 入り口もクリスマス仕様に飾りつけ♪ /
さて、現代社会で生活していると春夏秋冬の違いは感じていても
季節ごとに過ごし方を変える
というのはイメージしにくいのではないでしょうか。
今回のウェルネス健康だよりは、
『東洋医学と季節ごとの養生』についてご紹介させていただきます🌿
東洋医学の考え方
東洋医学には肝・心・脾・肺・腎(かん・しん・ひ・はい・じん)の
『五臓』(ごぞう)
という考えがあります。
少しややこしいですが、この五臓というのは西洋医学での『臓器』と同じではありません。
例えば、『肝』は『肝臓』ではなく自律神経を調節したり、血を蓄えたりするはたらきを表します。
五臓がお互いにバランス良く協力することで、私たちの体は心身ともに健康な状態を保てるという考え方です。
東洋医学では、人間も自然の一部だという考えをもとに、それぞれの季節ごとに弱りが出やすい五臓や、気をつけた方が良いこと、過ごし方、取り入れる食材など養生の仕方があります。
冬の養生
その中で、冬の時期は特に
『腎』を養生する
事が重要だと言われています。
『腎』は水分の調節・成長や発育・老化などに深く関係し、活動するためのエネルギー源を蓄えるという大切な役割があります。
そのため、腎が弱るとエネルギーを補充できずどんどん不足していきます。
エネルギー不足になると全身が弱って活力も出ませんし、腰や膝のだるさ、歩きにくさが起こりやすくなります。
他にも腎は免疫力を高めてウィルスなどから身体を守る力も持っており、体を奥底から温める働きもあります。
風邪を引きやすくなったり、お風呂などで温まってもすぐ芯から冷えてしまう時は、腎の弱りが関係しているかもしれません。
生き物にとって寒い冬は、身を守りエネルギーの消費をおさえる季節。
冬を乗り切るためだけでなく、また巡ってくる春や夏にしっかり活動できるように、力を体に蓄えておく必要もあります。
長い目で見ると、今無理をしたために腎が弱って季節の変わり目や夏の暑さなどで体調を崩す原因にもなります。
今年の冬はいつもの過ごし方に少しプラスして、エネルギーを蓄えるはたらきのある『腎』を養生する生活をしてみましょう🌿
腎を弱らせないためには、
体を温めて休む
に尽きます。
『え〜っ、それだけ⁉️』と思われるかもしませんが・・・
12月は年末に向けて仕事が立て込んだり人とのおつきあいも多くなるため、生活リズムも乱れがちです。
ふと気がつくと『最近ゆっくり過ごしてないなぁ』なんて事はありませんか😅
ゆったり過ごす時間が取れなかったとしても、根をつめることやストレスをためこむことが他の季節以上にダメージを受けると意識するだけでも変わります。
腎を弱らせないためには、睡眠不足や過労、神経を使い過ぎるなど
心身にとって苛酷な状況を作らない
ことが大切です。
また、食べ物で栄養を補うのも⭕️です!
✔︎腎を養う『黒いもの』
↓ ↓ ↓
黒ゴマ・黒豆・海苔・ひじき・昆布など
✔︎身体を温める
↓ ↓ ↓
鮭・エビ・生姜・ニラなど
いつもの食事にぜひプラスしてみてくださいね。
体の変化はすぐには出てきません。
しかし、少しでも行動すると
『そういえば・・・』
→今年の冬は体が楽だったなぁ
→季節の変わり目を元気に乗り切れたかも
→いつもよく寝違えてたけど最近なかった
など、『そういえば』の変化が生まれてきます‼️
この冬は、
◎疲れたらいつもより早く寝る
◎自分を追い込むような仕事の仕方や生活を控える
など、少しずつ養生を心がけていきましょう🌿
ウェルネスでは鍼灸治療やアロマで自然治癒力を高め、季節に合わせた健康作りのお手伝い・アドバイスをさせていただきます❗️
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