秋は、夏の暑さで消耗した体が一息つく季節ですが、朝晩の冷え込みと乾燥が徐々に進み、体調を崩しやすい時期です。
この季節に多い不調は、
✔︎咳、喉の痛み、鼻の乾燥
✔︎肌の乾燥・かゆみ・くすみ
✔︎朝のだるさ、疲労感
✔︎食欲不振または過食
✔︎急なぎっくり腰・首の寝違え
✔︎やる気の低下や気分の落ち込み
など。
また40代以降に特に多い傾向として、
女性→更年期によるほてりやのぼせがいつもよりひどい、情緒不安定、足やお腹の冷えが出やすい
男性→疲労感やだるさ、胃腸不調(夏に暴飲暴食したなど)やる気の低下
があります。
今回の健康だよりでは、東洋医学でみる秋の不調と季節の養生法をご紹介します🌿
東洋医学でいう肺のはたらき
東洋医学では
秋は『肺』が弱りやすい季節
と考えます。
東洋医学でいう『肺』のはたらきは、西洋医学の呼吸器だけではなく、もっと幅広い役割があります。
①体のバリア機能をつくる
肺は、外からのウイルスや寒さ・乾燥を防いでくれる役割があります。
皮膚や鼻・喉・気道を潤わせて、風邪をひきにくくします。
②水分をめぐらせ、肌を潤す
肺は水分を全身に散らすポンプの役割もしています。
そのため乾燥の季節に肌荒れ・喉の渇き・咳が出るのは、肺の潤い不足が原因で、しっかりと水分が行き届いていないことが多いのです。
③呼吸とともにエネルギーを巡らせる
肺には、吸った空気とともに全身にエネルギーを行き渡らせる役割もあります。
肺が弱ると息切れやだるさ、疲れ、やる気の低下が起こりやすくなります。
また、秋はメンタル面の揺らぎにも注意です。
やる気が低下したり、訳もなく物悲しい気持ちになったり・・・秋冬にかけて季節性のうつも増えます。
原因は日照時間が短くなりセロトニン分泌が減ることや、
肺は『悲しみ』や『憂い』と関わりが深い臓器のため気分がふさぐのは肺が疲れているサインかもしれません。
夏に疲れたままの胃腸にも注意です。
東洋医学では
胃腸が元気=肺の潤いが保たれる
と考えます。
夏の冷たいものや不規則な食生活で胃腸が冷えると、
栄養がうまく作れず、肺に潤いが届きません。
そうすると肺が弱り、乾燥や咳、喉の不調、肌荒れ、風邪をひきやすいなどの不調が出やすくなるといえます。
また、気温差で血管が収縮しやすくなるため、代謝を上げ、血流を良くするのもポイントです。
暑い夏はついついシャワーで済ませていませんでしたか!?
このタイミングで、湯船に浸かる習慣を取り戻しましょう!
秋の養生法
意識するポイントは・・・
↓ ↓ ↓
✔︎乾燥対策
✔︎胃腸をいたわる
✔︎温め
✔︎メンタルケア
具体的に、生活に取り入れやすいものをご紹介していきます🌿
・意識的に加湿をする
→こまめに喉を潤したり、マスクで乾燥対策を
・潤いを補う食材を日々の食事にプラス
→梨、大根、れんこん、白ごま、豆腐、はちみつなどが◎
・胃腸をいたわる温かいものを摂る
→さつまいも、かぼちゃ、生姜、味噌汁などがおすすめ!
→冷たい飲み物や生野菜、甘いおやつの取りすぎは控えましょう。
・血行を促し、体を温める
→湯船に浸かる習慣を!
→軽いストレッチやウォーキングも◎
・自律神経を整える
→深い呼吸で、心身をオフモードにする時間を作る(ポイントは、『吐く息』をゆっくりと)
→夜のスマホをいつもより30分早く消す
秋の健康管理には、鍼灸治療やアロマトリートメントもおすすめです。
心身に影響が出るタイミングや症状は、それぞれ違います。
ウェルネスではお一人お一人の体質や症状をしっかりみさせていただき、施術を組み立てていきます。
体にとって過酷な夏と冬の間にある秋は、次の季節への調整をする時期です。
季節の変わり目は
『整えるチャンス』
と考えて、ぜひこの機会に体に向き合ってみてくださいね✨














