こんにちは!アロマスタッフ上田です🌿
少し前から急に肌寒くなりましたね💦体調管理が難しい時期ですが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。
さて、
『ストレスやイライラにはアロマ』
一度は聞いたことがある言葉だと思います。
その意味はなんとなく、良い香りで気持ちが落ち着いてイライラが消えるのかなぁ??というイメージではないでしょうか。
でも実際は・・・
怒っていて爆発しそうな時にアロマ嗅ぐ余裕なんかないし😅
そんな時に匂いでストレスが消えるとは思えないですよね。
この、『ストレスにはアロマ』というのはすごく大まかな表現なので、今回はアロマがどのようにストレスの緩和に役立つのかを
人間の脳の働き
からご紹介していきます!
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・やることがたくさんで、休もうと思っても頭が休まらない。
・人に優しくしたいのに、ついイライラしてしまう。
・冷静に考えたいのに、心の中が落ち着かずにまとまらない。
そんな時は、
脳が疲れている
サインかもしれません。
ストレスが続くと、感情を整えたり冷静に考えたりする脳の部分
前頭前皮質
が、オーバーワークを起こしてしまうのです。
その前頭前皮質の中で、特に次の2つの部分がストレスの影響を受けやすいといわれています。
✔︎腹内側前頭前皮質
【感情のバランスや、人との関係、思いやりなどを考える場所】
→疲れてくると、イライラしやすくなったり、人の気持ちがわかりにくくなったりします。
✔︎背外側前頭前皮質
【記憶や思考、判断などを冷静にまとめる場所】
→疲れてくると、考えすぎてしまったり、逆に何も考えられなくなったりします。
ストレスを受けると、この2つの脳が一生懸命、
『大丈夫、リラックスして落ち着こう』
『いったん冷静になろう』などと、
なだめるようにはたらきます。
しかし、その状態が長く続くと・・・
なだめる力が疲弊し、感情と思考の両方がオーバーヒートしてしまうのです。
アロマで脳の働きをサポート
香りの刺激は、鼻から直接大脳辺縁系(感情をつかさどる場所)に伝わります。
つまり、『リラックスしよう』と考えなくても、香りの力で自律神経や感情のバランスを整えてくれるのです。
ポイントは、
/
精油が前頭前皮質の使い過ぎを防ぐサポート
\
をしてくれるという所。
ストレスを受けて使い過ぎがちな、脳の『なだめる力』を助け、オーバーヒートを防ぎます。
山登りするのに、荷物を減らしたり杖を使うと体力の消耗も限界も変わってくる、そんなイメージです✨
『疲れてから』ではなく、『疲れないように』
忙しい毎日が続くと、
『時間ができたらアロマでも焚こうかなぁ』
『ちょっと落ち着いてからアロマバスでゆったりしよう』
と思うこともありますよね。
でも、前頭前皮質が疲れきってしまうと、
『いったん落ち着こう』という思考そのものが難しくなり、『体や心をケアしよう』という気持ち自体が起こりにくいのです。
だからこそ、疲れきる前に香りで脳を助け、緩めておくことがとても大切❗️
脳のはたらきを守り、感情のブレーキが効かなくならないよう予防するケアとしてもアロマはおすすめです。
最後に
忙しい毎日の中で、香りを使って『脳を休ませる時間』を作る。
その小さな積み重ねが、前頭前皮質を助け、心の余裕を守ってくれます。
アロマがストレスやイライラに良い、と言われるのはこのような理由があるから。
〇〇の香り=リラックス
というだけではないのです。
長くなりましたが、ぜひ少し深い視点でアロマに触れ、日常に取り入れていただけると嬉しいです🌿
ウェルネス本町店 アロマセラピスト上田
アロマトリートメントでは約35種類の精油から心と体の状態に合わせてオリジナルのブレンドをお作りします✨










