こんにちは。アロマセラピストの吉川です。

コロナウイルスの感染が広がりつつあります。新型ウイルスということで特効薬もまだ手探りの段階にあり、これからどうなっていくのか、新しいウイルスだからこその怖さがあります。感染症ですので、感染しない様に予防することでその心配は小さくなっていくのではないでしょうか。外出の自粛要請も出ています。感染しないために奨励されているマスク着用やうがい手洗いなど今できることを日常的にしていくことが必要ですね。そして、ウイルスに負けない健康を維持することも重要です。

今回は風邪やインフルエンザ予防に使われる精油と免疫力を上げる精油をご紹介します。尚、コロナウイルスは新型ウイルスですので精油の効果の検証がまだなされていません。予防の手段のひとつとして生活の中に取り入れ頂ければと思います。

 

アロマ(=アロマテラピー)は一般的に「芳香療法」といわれている植物から抽出した精油を使った自然療法のひとつです。日本では精油自体が雑貨と分類され医療ではありませんが海外では医療として広く治療目的に使われています。今回は馴染みのある、購入しやすい精油をおすすめします。

●ティートゥリー       抗菌作用・抗ウイルス作用・粘膜溶解作用・免疫調整作用

●ユーカリ・ラディアタ    抗ウイルス作用・粘膜溶解作用・免疫調整作用

●ラヴィンツァラ       抗ウイルス作用・粘膜溶解作用・免疫調整作用・鎮静作用

●ローズマリー・シネオール  抗ウイルス作用・抗菌作用・抗真菌作用・免疫調整作用

この4つの精油は花粉症の方や風邪気味といわれる方の主に芳香によく活躍しています。

抗ウイルス作用や抗菌作用など頼もしい効能があり、主に喉や鼻の粘膜にアプローチしてくれます。使い方としてお部屋の芳香やアロマスプレーを作ってマスクや、マスクがない場合ティッシュペーパーにスプレーして香りを吸い込むことがおすすめですが、現在スプレーに使用するエタノールが品薄になっています。マスクや外出先で使用したい時にはティッシュペーパーに1滴垂らして使用ください。(マスクには直接垂らさず、必ずティッシュペーパーに垂らして肌に触れないようにマスクの中に入れてください。)また、芳香を楽しまれる際にアロマポットの他にお湯を入れたコップに精油を1滴垂らすだけでも香りが広がります。手軽で後片付けも簡単です。ゆっくりと香りを楽しまれるなら入浴時に浴室に置くのもおすすめです。

スッキリした香りの精油ですがそれぞれに違いがあります。好みの香りを試されるのもおすすめです。

そして、上の4つの精油にもある免疫調整作用は予防にとても重要な役割をしてくれます。風邪やインフルエンザでも免疫力があるかないかで罹患率が違います。コロナウイルスに関しても免疫が落ちている高齢者や持病を持っておられる方の重症化が問題となっています。免疫力を上げることは感染症対策だけでなく、健康を維持することにつながります。免疫力を上げるための生活習慣として、食事、運動、そして睡眠があります。そこで、一日の終わりの眠る時に使って頂きたいアロマをおすすめします。

●ラヴィンツァラ    鎮静作用・神経強壮作用・催眠作用

●イランイラン     鎮静作用・神経強壮作用・抗不安作用・神経バランス回復作用

この2つの精油のブレンドは睡眠が少ないお客様や疲労がたまっておられる方の芳香に大活躍しています。イランイランの独特の香りが苦手な方も多くおられますが、ラヴィンツァラのスッキリした香りとのブレンドで心地よい香りになります。ラヴィンツァラには他の精油には見られない強い催眠作用があり、イランイランの神経バランス回復作用が重なって心地よい眠りに導いてくれます。質の良い睡眠は神経のバランスを整えて身体全体の機能調整を促し、免疫力のアップにつながります。こんな時だからこそ、感染しにくい健康を是非手に入れて頂ければと思います。

 

ウエルネスでは、お客様の安心安全を第一に心がけながら通常通り営業しております。フロント、レストルームにアロマをブレンドしたアルコール消毒剤もご用意しております。様々な不安は身体にも不調を起こしやすくします。どうぞ、ご遠慮なくスタッフにご相談くださいませ。皆様のお越しをスタッフ一同お待ちしております。