こんにちは。鍼灸師の翁です。今回は私が地味に好きな筋肉『前鋸筋』の働きを紹介します♪

 

前鋸筋

肋骨の外側から肩甲骨の内側にかけて付着しているノコギリ状(鋸歯状)の筋肉で脇の下にあります。

 

①肩甲骨の安定

肩甲骨を正しい位置に引き止め、『猫背』・『巻き肩』・『肩こり』を予防します。

 

前鋸筋が硬くなったり筋力が低下し、正しい位置に引き止められなくなると、、、

 

『巻き肩』

胸側の筋肉(小胸筋など)が相対的に強くなり、肩甲骨が外側から前に引っ張られ肩が内側に入る巻き肩になります。

 

『猫背』

肩甲骨が外側に流れたり、肩甲骨が浮き上がったりするため、連動して背骨の筋肉が引っ張られ、背中が丸まる姿勢猫背を引き起こします。

 

『首肩の凝り』

そうなると、連鎖反応で首肩まわりの筋肉が過剰に働き頑張るため、慢性的な肩こりや首のこりを引き起こす原因になります。

 

②肩の動きをスムーズにします。

腕を上げる動作や、腕を前に押し出す動作をサポート。

パンチを出す動作で使われるため、 ボクサー筋とも呼ばれています。

働きとして、背中の広がりを防ぎ、肩甲骨がパカパカ浮かないように安定させ、腕の力をしっかりと支えてくれる筋肉です。

 

③深い呼吸のサポート

呼吸筋の一つであり、息を吸う時に肋骨を引き上げて胸を広げ、 息を吐く時に肋骨を内側に引き締め、深い呼吸をサポートします。 前鋸筋が上手く使えないと呼吸が浅くなってしまいます。

 

簡単エクササイズ

壁プッシュアップ

 

壁に向かって立ち、両手で壁を押して肩甲骨を外側に広げる。

※前鋸筋が使えてるか意識する。

 

膝つきプッシュアップ

 

四つん這いで、背中を天井に突き上げるように肩甲骨を広げる。

呼吸法: 深く息を吸い、吐くときに脇の下から肋骨を締めるのを意識する。ヨガで言う猫のポーズ

※腰が反り過ぎない(反り腰にならない)よう気をつけましょう。

 

 

まとめ

肩甲骨の安定性が高まると、(きれいな姿勢が保たれ)背中、腰への負担も軽減します。私は施術の際、この前鋸筋の緊張を緩めるよう意識しています。カチカチの人が多いです!!身体の筋肉の緊張度合いは個人差があるため、一人一人に合ったストレッチや運動指導をしています。 一緒に健康的な身体づくりを目指して行きましょう♪♪