こんにちは
ウェルネス本町店 鍼灸師の石橋です。
夏場は夜19時を過ぎても空は明るかったですが、どんどんと日が暮れるのも早まり、最近では夕方18時を過ぎる頃にはすっかり空は真っ暗です。本格的な秋の到来を感じますね〜🍁
秋は「食欲の秋」とも称されるように、山の幸や海の幸、旬の食材が沢山あってついつい食べ過ぎしまいます😊
肌寒くなってから食欲がわいてしょうがない…夏と比べて体重が増えてしまった…
そんなお話をお客様からもよく伺います😂
では
[どうして秋になると食欲がでてくるのか]
について考えたことはありますか?
今回は秋になると食欲が増す理由をご紹介いたします!
①気温が低くなった
基礎代謝の変化によっても食欲が増進すると考えられます。
秋から冬にかけて気温が低下しますが、気温が下がると人の体は体温を保とうと熱を出し、基礎代謝がアップします。基礎代謝が上がればエネルギーを多く使用することになり、その不足したエネルギーを食事で補おうと普段よりもお腹が空いてしまうのです。
《余談ですが、ここまで読んで夏より秋から冬のほうが基礎代謝が上がっているはずなのに、痩せない!と思った方もおられるのではないでしょうか?
実は気温が下がることで基礎代謝は上がりますが、それと同時に体の体温を下げないようにと脂肪も蓄えるようになるのです。そして消費カロリーよりも摂取カロリーが上回ると、残念ながら基礎代謝の上がる秋や冬でも太ってしまうというわけです…😭》
②日照時間が短くなった
秋の食欲増加には、セロトニンという脳内物質が大きく関係しています。
このセロトニンは別名 幸せホルモン とも呼ばれ、精神を安定させたりストレスを軽減させる働きがあります。
セロトニンは日光を浴びることで分泌されますが、日照時間が短くなる秋から冬にかけてはこのセロトニンの分泌が減ってしまいます。
セロトニンは快楽と情動に関する脳内物質のため、甘いものや肉類を食べると一時的にセロトニンが分泌されます。すると日照時間が短くなるこれからの季節、私たちの体は精神の安定を求めて手っ取り早くセロトニンを増やそうとし、食欲が増進してしまうのです。
少しでも秋の食べすぎを抑えたいという方は、セロトニンの分泌を促すことが効果的です😊
紹介したようにセロトニンは日光を浴びることで分泌されます。
朝の出勤時やお昼休みを利用した15分程度の散歩がおすすめです。
またウォーキングのような一定のリズムを刻む反復運動は、セロトニンの分泌をさらに促進させるので大きな効果が期待できます!
コロナでなかなか外へ出られなかったり、夜勤のお仕事などで日中のウォーキングが難しいという方は、起床時に毎朝カーテンを開けて太陽の光を浴びてから一日をスタートさせるといいですよ✨
さらにセロトニンは日光浴だけでなく、感情を動かすことでも分泌が促されます!!
芸術の秋でもあるこの季節は、映画や小説などの芸術に触れて心を動かしたり、オイルトリートメントやマッサージを受けて心地がいいと感じることでも、セロトニンが分泌されるのでおすすめです😊
快適にこの時期を過ごすために、日光浴や日頃から感情を動かすように意識してみてくださいね!
ウェルネスでもすこしでも皆さんが心地よくこれからの季節を乗り越えられるよう、お手伝いができればと思います🍀