おはようございます、ウェルネス本町店 鍼灸師 東口です。
近畿地方は、6/10(水)ごろ(昨年より3日遅い)に梅雨入りしました。今年は連日、雨が続き梅雨らしい天気です。
しかし湿度が高くジメジメ…身体も重だるく、むくみも感じられます。私の苦手な季節の一つです。私と同じく苦手な方も多いのでは無いでしょうか。
そして新型コロナウィルス感染防止の為、マスクの着用が欠かせませんが、こうも暑くなると屋外での着用が大変苦しいものになってきました。
マスクの中は蒸れるし、吐き出した温かい空気をまた吸い込むことで体温が上がり、呼吸もしにくく汗もいつも以上にかきます。昨日、雨が上がって気温が上がったので最寄りの駅に徒歩で行くまで人通りの無いところはマスクを外しました。
厚生労働省から、夏のマスクは熱中症の恐れが高まるので注意が必要との指摘もあります。
どういった時に付けて、どのような時は、外しても良いのか?をお伝えできればと思います。
目次
1.新型コロナウィルス対策と熱中症予防のポイント
2.梅雨どきの風邪の特徴と改善に効果的なツボ
1.新型コロナウィルス対策と熱中症予防のポイント
✔お住まいの地域の暑さ指数を調べる
出典 環境省 熱中症予防情報サイト 日常生活に関する指針
✔暑さを避ける
熱中症は、きちんと予防することでほぼ100%防げます。
・室内での予防
直射日光を遮る→よしずやすだれ、ブラインド、緑のカーテンなどで
・我慢せずにクーラーや扇風機を付けましょう
窓を対角線で2箇所開け、密を防いだ換気が望ましいです。例年の節電対策の28℃設定でなく、今年は窓を開けながらでのエアコン稼働になるので、26℃設定を提案します。
✔適宜マスクをはずす
出典 厚生労働省ホームページ
✔水分補給
体内での水分補給の仕組み
口から水分を摂取すると、胃では吸収されず透過。腸で吸収されますが、浸透圧が体液以下でなければ吸収されません。
※人の体液の浸透圧は、「285±5m0sm/L」
スポーツドリンクには、アイソトニック飲料とハイポトニック飲料の2種類があります。
○アイソトニック飲料とは、等張液を指し
塩分は0.1〜0.2%、糖質が約4〜6%のもので運動前の飲用に向いています。
○ハイポトニック飲料とは、低張液を指し
塩分0.1%程度、糖質は約2%。
濃度が低めになっているので運動中や運動後に飲んでも「ペットボトル症候群」に陥りにくいです。
マスクをしていると、いつもより喉が渇く自覚が少なくなるといれていますが、
脱水症状にならない為にも、浸透圧を考慮した塩分と糖分の含まれた飲みものをこまめに摂取して水分補給をおこなって下さいね。
2.梅雨どきの風邪の特徴と改善に効果的なツボ
日本の夏は高温多湿な気候の為、東洋医学での病気になる外因
6種類の気候変化(六気)
風、寒、暑、湿、燥、火
→六気に過不足が生じたり季節外れの場合、邪気(病気)へと転化します
→六邪
風邪、寒邪、暑邪、湿邪、燥邪、火邪
梅雨どきの風邪は、
風邪(鼻水・鼻づまり)+寒邪(寒け)+湿邪(下痢・むくみ)
3つの病邪が重なる場合もあり治療も複雑になったりします。
外関:手首の神経痛や手関節の痛み、身体のだるさに有用。三焦経に属し水分代謝を整える
手関節を手背側に90度倒すと出来るシワのほぼ中央から指二本上のところ
陰陵泉:身体の余分な水分を排する別名「湿気取りのツボ」膝関節痛、下腹部痛、婦人科疾患にも効果がある
足の内くるぶしから骨(脛骨)を上に指頭で撫で上げた時、指が止まるところ
身体の調子を整えて、暑い夏を乗り切って行きましょう!
またウェルネス本町店で、皆さまのお越しをお待ちしております。