こんにちは、ウェルネス本町店 東口です。

最近話題のパルスオキシメーターについて、興味があったので書いてみようと思います。

子供の友達ママさんから、「新型コロナウィルス感染者の自宅療養者が増えてきてるよね〜パルスオキシメーター持ってる?品切れ続出になっているみたいよ…、私は、無くなる前に買っておいた!」と教えてもらいました。

我が家にも1つあった方が良いかな?と思いネット検索してみると、たくさんあり過ぎてどれが良いのか全く解りませんでした。日本製の医療機器メーカーのものは、1万円を超えているし、安いものは3千円台からあるんですよね。

選ぶポイントとして、『医療機器認証商品』の記載。そう書いてある中国製でも良いものなのかな?と感じますがレビューを読むと全く数値がデタラメで役に立たないとか、指先以外を入れても数値が出るとかの内容もあったので正直何を基準に選べば良いのかがわからなくなってしまいました…。

医師や医療機器メーカーは、「個人購入は控えて」といわれています。自治体の窓口によって変わってくるかと思いますが、必要な状態の人には保健所から貸与してもらえます。

お買い求めの際は、よく確かめて考えて購入される事をお勧めします。

そもそも、「パルスオキシメーター」とは何をするものなの?

一本の指先にクリップ状の装置を挟むだけで、採血をしなくても血中の酸素飽和度を測定できる医療機器です。

SpO2:経皮的動脈血酸素飽和度

正常値は96%以上、95%未満は呼吸不全の疑いがあり。93%以下で酸素吸入が必要としています。

PRbpm:心拍数

60〜90が基準、91以上(脈が早い)不整脈・甲状腺機能亢進症・貧血など。緊張している時も早くなります。

59以下(脈が遅い)不整脈・甲状腺機能低下症など。スポーツをされている方はゆっくりな人が多いです。

https://www.google.com/url?sa=t&source=web&rct=j&url=https://www.mhlw.go.jp/content/000785119.pdf&ved=2ahUKEwixufrUqtLyAhXM0GEKHVcVBnoQFnoECAkQAQ&usg=AOvVaw3FAUmA2ugrh0GlxgAc8g7O

厚生労働省「診療の手引き」から引用

分かりやすく言うと、肺から取り込まれた酸素は、赤血球に含まれるヘモグロビンと結合して全身に運ばれます。心臓から全身に運ばれる血液(動脈血)の中を流れているヘモグロビンの何%に酸素が結合しているのかを簡単に知ることができる機器になり、酸素飽和度は、新型コロナウィルス感染の重症度を知る手掛かりになるのです。

ただし、爪を通して毛細血管の色や変化を探るのでネイルを付けたままでは測れません。ネイルをされている方は、要注意です。

測り方にもコツがある様で、安静にして測るよりは日常的な生活(例えば、トイレや歯磨き)の直後に測ると良いとの事です。

先に書きました身体の中の血液の働き、文字を読んでいてもなかなかイメージが湧きませんよね?

今話題の漫画「はたらく細胞」ご存知ですか?

体内の細胞を擬人化したコミックでアニメ化もされているのでご存知の方も多いと思います。東京大学の医学部の教授も講義の話題にあげ、東大生にも分かりやすいと人気だそうです。

2022年3月31日まで期間限定で、はたらく細胞「新型コロナウィルス編」と「感染予防編」が無料視聴することができます。

講談社が厚生労働省の協力のもとに製作。この2つの作品をJICA(国際協力機構)の支援を得て英語やヒンディー語に翻訳しムービングコミック(音声や効果音入り)で世界に無料配信されています。

https://shonen-sirius.com/saibou-movingcomic.html

感染力の強い変異株のデルタ株(L452R)が流行してきている中で、新型コロナウィルス感染症の理解を深めて、一人ひとりが予防する、そして自分自身に何ができるか、どう対処すれば良いかを判断する手掛かりになれたら良いなぁと思います。

一緒にこの危機を乗り越えていきましょう!

当店では、皆さんに安心して来ていただけるように感染予防対策を徹底しています。

参考資料:2021年度8月版

「新型コロナウィルス感染症の“いま”に関する11の知識」

https://www.mhlw.go.jp/content/000788485.pdf