こんばんは。ウェルネス鍼灸師の翁です♪
今日は、自分で健康状態を知る方法をお教えします♪♪

 

まず、私が鍼灸治療を行う際に、お客様の舌を観察しています。舌の色・大きさ・厚さや形状・舌苔(ゼッタイといって舌の表面に付くこけ)・舌の裏2本の血管をチェックします。

「舌診」は目で見る診断、四診(望診・聞診・問診・切診)の診断法の一つです。東洋医学では舌をみることで身体の状態やバランス異常を知ることができ、西洋医学が発達する前から診断の一つとして使われてきました。

 

血の流れや、水分代謝、身体が元気な状態だと、この写真のように淡いピンク色です。これが理想的な舌です♪♪

瘀血(オケツ)といって、舌が紫色の場合、血の巡りが悪く、うまく循環できず滞っている状態です。冷え性の人に多いです。
舌の裏の血管が、太く紫色の場合も瘀血の可能性が高いです。

 

免疫力の低下や胃腸の不調の場合は、苔が多く厚ぼったい状態です。

水分が多く、血や免疫力のパワー不足が起こり、舌の縁(フチ)に、歯型の後がついていたり、縁が波うった状態です。

イライラしたり、高血圧の人の場合は、赤く。カゼなどで熱っぽい場合は、赤い舌の上に苔が黄色い苔がついていることがあります。熱により舌が乾燥し、水分代謝が不足しています。

舌に亀裂のある場合は、水分代謝だけでなく、血や免疫力などのパワーバランスがくずれている状態です。

中医臨床のための舌診と脈診

神戸中医学研究会編著 写真引用

基本的には熱を帯びると舌苔の色は白→黄色→黒色へと変化します。

また、季節や時間帯によっても少し違いがあります。
夏は暑く湿気が多いので舌苔は厚く淡い黄色、冬は寒いので湿熱を帯びています。

起床時は身体の循環も悪く活動的な時より色が暗く、運動や入浴後では赤みを帯びています。

起床時、日中、入浴後など鏡の前で毎日チェックし健康状態を確認してみて下さい🎶

舌は、色がつきやすいので、飲食後の診断は避けましょう!!

セルフチェックして不調が気になった方はウェルネスにご相談下さい♪♪